伊是名島は、沖縄本島北部の北西海上に位置し、県都那覇市から約95Km、今帰仁村の運天港から約28Kmにある離島です。有人の伊是名島と無人の具志川島、屋那覇島、降神島からなっており、総面積は15.41キロ平方メートルで主島の伊是名島は周囲16.7km、面積14.09キロ平方メートルでほぼ円形をしています。伊是名島は島の南東から北西に向け標高80~120mの山が5つあり、これを分水嶺として東部と西部の海岸へ緩やかな勾配をもって農地や集落が広がっています。気候は、亜熱帯海洋性気候に属し、年平均気温は21.8℃、平均降水量は年間1,709mmです。
集落は海岸沿いに発展し、南に伊是名区、西に勢理客区、東に諸見区、仲田区、北に内花区の5区の集落からなっています。
土地は全体として国頭マージで耕作には便利ですが地力はあまり高くありません。主な農作物はサトウキビのほか、イチゴやマンゴーなどのハウス栽培や沖縄県内では数少ない稲作も行われています。水産業ではモズクの養殖が盛んに行われ、伊是名島の特産品として定着し、県内外へ出荷されています。(村発行 ガイドマップより)